大喜/ドビー搭載AJを増設/品種広げ対応力高める

 カーシート地製造専業の大喜(福井県坂井市)は10月にドビー搭載のエアジェット(AJ)織機を4台導入する。主力であるジャカード搭載のレピア織機に加え、AJ織機を本格導入することで「生産品種を広げて対応力を高める」(山本岳由社長)考えだ。

 同社は昨年6、7月にそれぞれ異なるAJ織機を試験導入し、機種選定を行ってきた。増設するAJ織機は、同社の仕様に合わせてソフトなど各種改良を行ったものという。

 AJ織機の本格導入に加え、ジャカード搭載のレピア織機4台について、ドビーも搭載した「汎用タイプへの改造も行う」。山本社長によると、カーシートの織物シフトによって「受注は堅調に推移している。開発案件も多い。ただ、無地に近い小柄が増えている」ことから、ドビー搭載のAJ織機や、レピア織機をジャカード・ドビーの両方を製織できるように改造することにした。これにより、得意とするジャカード織物による高級カーシート地に加えて、幅広いニーズに対応する。

 さらに開発用のレピア織機も導入した。同織機を活用し、カーシート地以外を含めた新商品の開発も強化しており、「川下展開も見据えて来年には新商品を発売したい」と言う。