独・メッセフランクフルト/最新の産業用繊維や繊維加工技術を発信/「テクテキスタイル/テックスプロセス2019」

 ドイツのメッセフランクフルトは来年5月14~17日、フランクフルト国際見本市会場で、産業用繊維・不織布の国際見本市「テクテキスタイル」と、縫製機器・関連技術の国際見本市「テックスプロセス」を開く。

 両展は隔年開催。会期まで半年以上あるが、出展申し込み面積は既に2017年実績(テクテキスタイル55カ国・地域1477社、テックスプロセス35カ国・地域312社)を上回っており期待の高さがうかがえる。日本企業は新規・復活7社を含む41社が出展予定。テックスプロセスでは日本縫製機械工業会が前回より規模を拡大してジャパンパビリオンを展開し、20年5月開催の「JIAM2020」をアピールする。

 11月30日に都内で開かれた会見で、同社ブランドマネジメントディレクターのミカエル・イエネッケ氏は、「テクニカルテキスタイル市場は、急成長する欧州をはじめ、中国、インド、米国、潜在的需要が見込まれるロシアなどに広がっている。テキスタイル・バリュー・チェーン全体をカバーする両展を通して、さらなる成長を」と語った。

 ドイツ機械工業連盟・皮革機械協会のエルガー・ストラウブ専務理事は、前回のテックスプロセスで掲げた“インダストリー4・0”の次のステップとして、設計から物流までの繊維加工技術の最新動向を、具体的事例を挙げながら紹介。「今後も消費者主導と業界主導の二つの流れから進化していく」と分析した。

 新たな試みとして、テクテキスタイルでは出展者と来場者の情報交換のプラットフォーム「テクテキスタイル・フォーラム」を新設し、テックスプロセスでは「マイクロファクトリー」の内容を拡充。マイクロファクトリーは従来のファッションラインに加え、家庭用などのテクニカルテキスタイルと企業コンソーシアムによる二つのラインを加える。