萩原工業/シート残反をトートバッグに/ 寄付通じ防災など社会支援

 合成樹脂の産業用シートなどを製造販売する萩原工業は、ブルーシートの残反を使ったトートバッグを10日に発売する。売り上げは防災支援などの寄付に役立て、社団法人「ブリッジクマモト」などと協力して持続可能な社会に向けた「ブリッジセトウチ」プロジェクトとして展開する。萩原工業の浅野和志社長は「資材を有効利用し、良いサイクルを完成させて地域に密着した環境活動にしたい」と話す。

 このトートバック岡山県や広島県の商業施設などで取り扱うほか、ネットショッピングモール「ヤフーショッピング」にも出品する。価格はMサイズ4800円、Sサイズ3800円で、毎月50~100個の販売を予定。売り上げの3割を寄付する。

 ブリッジクマモトが2016年の熊本地震を機災害時の使用済みブルーシートで製造したバッグを販売し、収益金による寄付を進めていたことから、萩原工業はこの活動に賛同し協力に至った。18年の西日本豪雨の際も「ブリッジオカヤマ」として岡山県で展開し、萩原工業も協力を開始し、今回、瀬戸内地域にまで拡大する。

 プロジェクトにはその他、社会福祉法人「雪舟福祉会シルバーセンターセレーノ総社」が地域の交流支援、公益財団法人「みんなでつくる財団おかやま」が基金の設置や団体への助成などで協力する。