ヤマシンフィルタ/不織布製マスクを発売/独自ナノファイバーろ材を使用

 建設機械用油圧フィルターの世界最大手、ヤマシンフィルタはこのほど、不織布マスクの製造販売を始めた。建設機械用や産業用などで培ったフィルター技術を生かし、高捕集率と通気性を両立したマスクを開発。自社電子商取引(EC)サイトで販売するほか、ドラッグストアなどにも販路を広げる。自社工場にマスク成型機を導入するが、8月末には増設を行う。

 マスクのフィルターにはナノファイバーのろ材「ヤマシンナノフィルタ」(独自改良型メルトブロー不織布)を使用する。静電気を使わないフィルターのため、捕集力が落ちにくく、繰り返し使えるという。佐賀県内の工場で生産(スパンボンド不織布やノーズクリップなどは外部調達)し、5月に販売を始めた。価格は5枚入りで750円。7月末にはドラッグストアやコンビニエンスストアなどでの取り扱いが始まる予定。

 マスク成型機は現在1ラインだが、8月末には2ラインに増強し、最終的には3ライン体制とする。全国マスク工業会会員マークの認証取得にも動いている。

 不織布マスクだけでなく、早い段階で布マスクの販売も始める計画だ。