日本不織布協会/新会長に川村日本バイリーン社長/価値観の変化をチャンスに

 日本不織布協会(ANNA)は先ごろ定時総会を開き、新会長に日本バイリーンの川村智社長を選任した。川村会長は「会員企業の皆さんとともに知恵を出し合い、今起きている生活様式や価値観の変化をチャンスと捉え、不織布産業のさらなる発展につなげていきたい」と抱負を述べた。

 日本の不織布産業の現状については「昨今のコロナ禍に伴いマスクなどの医療・衛生用不織布の需要が急増する一方、自動車向けなど産業用不織布は苦戦を強いられている」と指摘。さらに米中貿易摩擦や東京五輪延期の影響もあり「今後も先の見通しにくい状況が続く」との考えを示した。

 日本不織布協会は正会員83社、賛助会員101社の合計184社の不織布及びその関連産業に携わる企業で構成する。前身の日本不織布工業会と日本不織布振興会を1998年に統合・設立し、2020年で22年目となる。

 同協会は国内不織布産業のさらなる発展を目指し、会員相互の研鑽・親睦・情報交換のための企画や、関係省庁との連携、講演会などを行うほか、アジア不織布協会(ANFA)の中核組織として、海外不織布団体との関係強化にも取り組む。