大和紡績/抗ウイルス加工・素材を資材へ/重布や不織布などに提案

 大和紡績は合繊、産業資材、製品・テキスタイルの3事業が連携し、抗ウイルス素材・加工の総合的提案に取り組む。既に衣料品・生活資材用途で実績のある抗ウイルス加工「クリアフレッシュV」やダイワボウレーヨンの抗ウイルス機能レーヨン「パラモスプラス」を資材分野に導入する。

 新型コロナウイルス感染症の世界的大流行を契機に、さまざまな用途で抗ウイルス素材・加工への引き合いが急増した中、グループ企業であるダイワボウレーヨン、カンボウプラス(大阪市中央区)、朝日加工(同)などと連携して抗ウイルス素材・加工の用途開拓と普及に取り組む。

 その一つとして、テント・重布、エコバッグ用かばん地、パーテーションなどにクリアフレッシュVを導入。加工はカンボウプラスと朝日加工が担う。テント・重布、パーテーションなどは災害対策用で提案する商品群であり、感染防止と災害対策を両立する商品として打ち出す。

 ダイワボウレーヨンのパラモスプラスも資材分野で活用を進める。レーヨン短繊維に抗ウイルス機能が付与されているため、後加工の必要がないことを生かし、ワイピング材など不織布での商品開発と提案に取り組む。紡績糸にして布巾、資材向けひもなどへの開発も進む。