住江織物/抗菌・抗ウイルス商品を強化/シート地などに採用進む

 住江織物は抗菌・抗ウイルス商品の提案に力を入れている。すでに鉄道車両やバスのシート地などに採用されており、一般家庭用途にも広げる。

 同社の抗菌・抗ウイルス商品は、クラボウの抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」と、独自技術の消臭・抗菌・抗ウイルス・抗アレルゲン加工「トリプルフレッシュデオ」を活用したもの。

クレンゼは、抗菌・抗ウイルス成分「イータック」を繊維表面に強力に固定化したもの。すでに医療・福祉・教育施設向けカーテンに以前から採用するが、一般家庭用途も強化。クレンゼによるカーテン、ラグ・マットを今秋発売する。

 さらに新型コロナの感染が広がる中で、2021年から走行する私鉄車両にクレンゼ加工のモケットシート地の採用が決まった。大手バス会社のバスにもクレンゼ加工のモケットシート地とカーテンが採用されたという。

 一方、トリプルフレッシュデオは銀イオンなどを使用して消臭・抗菌・抗ウイルス・抗アレルゲンなどの機能を付与する。一般家庭や資材用途へ幅広く提案するが、トリプルフレッシュデオに防ダニ加工を加えたカーマットが、トヨタ自動車の「ライズ」のオプションカーマットとして採用されたほか、介護用ベッドマット、車イス用クッションにも使用されている。