異業種交流展「メッセナゴヤ2020」/今回はオンライン開催/ 中部中心に繊維企業多数

 日本最大級の異業種交流展「メッセナゴヤ2020」が16日からオンラインで開催している。中小企業の販路拡大と異業種交流を目的に、2006年秋から毎年開催してきた同展だが、新型コロナウイルス禍の中で15回目となる今回はオンライン開催に変更した。会期は12月11日まで。
オンライン開催に伴い18年に導入したAIマッチングシステムを改修し、機能を拡充。ウェブ上で出展者と来場者を繋ぐ。「AIマッチングシステムを活用し、オンラインならではの思いもよらない新たな出会いを提案し、可能な限り多くの商談機会を創出する」としている。

 出展者数は576社・団体。繊維関連では中部地方の企業を中心に東レ、豊島の大手企業も出展する。

 東レは人工スエード「ウルトラスエード」、防護服「リブモア」や膜材料、炭素繊維複合材料による自動車関連部品などを提案。豊島はオーガニックコットンプロジェクト「オーガビッツ」やトルコ産オーガニックコットン「トゥルーコットン」、廃棄食材を染料に活用するプロジェクト「フードテキスタイル」などを紹介する。

 カーシート・ソファーカバー・アパレル製品・接触冷感マスクなどの縫製を行う片山縫製(岐阜県養老町)はランニングアシスト器具の「ジョグバー」、ヘリコプター・航空機、バイク・自動車などのカバー「ワザカバー」を訴求する。

 その他、ネット・シート・ロープを中心とする繊維資材製造のクラーク(名古屋市)、リサイクル炭素繊維による射出成形用炭素繊維複合材料の販売の佐久間特殊鋼(名古屋市)、組紐技術による生活・産業・環境資材製造のディービーアール(愛知県豊川市)、ロープ製造の又一繊維工業協同組合(愛知県蒲郡市)、ガラス繊維加工のリバ技研(三重県津市)などが出展する。

 また、ふくい産業支援センターとしてはカーシート地製造の大喜(福井県坂井市)、細幅織物製造の米澤物産(福井市)が出展。大喜は発光ジャカード織物「ライト・ウィーブ」、導電糸を織り込み、生地を直接発熱させる「ヒート織物」を訴求。米澤物産はフレキシブル導波管とワイヤーグリッド偏光素子を提案する。