中村超硬/21年3月期業績を修正/日本ノズル貢献、売上高を上方修正

 中村超硬は2021年3月期の業績予想を売上高37億円(修正前は33億5千万円)、営業利益6千万円(同3億円)、経常利益6千万円(同2億円)、当期損失1億6千万円(同7億円の利益)に修正した。売上高の上方修正は化学繊維用紡糸ノズル事業の拡大による。一方、利益の下方修正は江蘇三超に対するダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡案件が遅れていることなどによる。

 子会社の日本ノズル(神戸市西区)による化学繊維や不織布用紡糸ノズルは、世界的なマスク需要の高まりで受注を拡大した。海外の不織布設備装置案件も検収が完了し、21年3月期の売上高は当初予想の18億円を上回る約30億円となる見通し。

 化学繊維用紡糸ノズル事業の4~12月は売上高17億8千万円(前年比89・3%増)、セグメント利益3億2千万円(同181・5%増)の大幅な増収増益だった。第3四半期末の受注残高は20億円を超え、前年同期の8億6千万円を大きく上回っている。