繊維は新材料(14)/テクテキスタイル2019/ニッチな高性能繊維

独特の金茶色を持つノボロイド繊維「カイノール」

難燃性や耐熱性などが特徴の高性能繊維として、思い浮かべるのは、消防服に使うメタ系アラミド繊維、焼却場のバグフィルター(ろ過布)が主力のポリフェニレンサルファイド(PPS)繊維、フッ素繊維、ポリイミド繊維などだろうか。 続きを読む

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繊維は新材料(13)/ テクテキスタイル2019/ナノファイバー広がる

信州大学・繊維学部のナノファイバー。アウトドアウエアや衛生材料で採用が進む

日本化学繊維協会によると、ナノファイバーは直径が1ナノメートルから100ナノメートル、長さが直径の100倍以上の繊維状物質と定義され、「ナノサイズ繊維」と「ナノ構造繊維」がある。ナノサイズ繊維はファイバー直径がナノサイズ。ナノ構造繊維はファイバーの内部、外部、表面をナノレベルで制御した繊維と言う。 続きを読む

繊維は新材料/ テクテキスタイル2019(12)/窓ガラス代替のフィルム

テクテキスタイル上エレンのアキレスは遮熱フィルムの新商品を初披露した

出展者、来場者とも幅広い「テクテキスタイル」。日本からもさまざまな企業が出展する。その代表格の一つがアキレス(東京都新宿区)だ。テクテキスタイルには継続出展する常連でもある。 続きを読む

繊維は新材料(11)/ テクテキスタイル2019/日本の不織布製造が少ない

日本の不織布専業では唯一出展したフジコー

世界最大の産業用繊維・不織布の国際見本市である「テクテキスタイル」だが、日本の不織布専業メーカーの出展は多くない。東レ、帝人、ユニチカなど合繊メーカーが不織布を出品する場合を除くと、今回は短繊維不織布製造のフジコー(兵庫県伊丹市)と、JX ANCI(東京都墨田区)のフランス子会社、JX Nippon ANCI(オレフィンフィルムをスリットし直交積層させた「ワリフ」「クラフ」主体)にとどまった。 続きを読む

繊維は新材料(10)/テクテキスタイル2019/自動車資材は幅広い

ジーグラーの担当者と帝人フロンティアの宮堂執行役員(右端)

産業用繊維や不織布で、自動車資材は大型用途の一つとしてその重要性は高い。日本で使われるナイロン66長繊維はエアバッグやタイヤコードが大半を占め、ポリエステル短繊維は不織布の原料として、その多くが自動車資材向け。それも内装材だけではなく、防音材やフィルターなどさまざまな部品に使われる。本連載の1回目に紹介した合成皮革製造の加平(大阪府泉佐野市)はカーシート地用新合成皮革「DECO(デコ)」に絞って提案。「テクテキスタイル2019」でも日系企業の自動車資材に向けた繊維や不織布の提案は少なくなかった。 続きを読む

繊維は新材料(9)/ テクテキスタイル2019/導電繊維でカーペットも

社名よりもKBセーレンの「ベルトロン」を前面に打ち出したMIFのブース

2年に1度開催される「テクテキスタイル」には毎回、数社の日本企業が初出展する。今回展は大手企業2社が初出展者に名を連ねた。 続きを読む

繊維は新材料(8)/ テクテキスタイル2019/アクリルも産資強化

カネカは「プロテックス」と「PHBH」に絞り、環境を切り口にして提案

四大合繊の中でアクリル短繊維は産業資材用の比率が最も低い。日本化学繊維協会の2017年度化学繊維ミル消費量調査によると、産業資材比率はナイロン長繊維74%、ポリエステル長繊維26%、同短繊維44%。 続きを読む